
FEATURE
東プレの特徴-プレス関連製品-
クルマ社会の新しい形を、プレス加工技術で実現していく。
1935年の創業以来、東プレはおよそ80年にわたって
塑性(プレス)加工技術を磨きつづけてきました。
独自の金型製造技術
自由な発想
高度な企画設計力で、
高品質な自動車部品を数多く開発。
近年では、自動車の安全性を確保しつつ
CO2排出量削減をサポートしていくために、
各パーツのさらなる軽量化と高強度化を追求。
地球環境と新しいクルマ社会のための技術を提供していきます。
超ハイテン材で強さと軽さを両立
鉄の中でも特に強度が高いハイテン材(高張力鋼板)をプレス加工し、製品を生み出し
ています。
強さと軽さを併せ持つ材質です。その反面、成形するのに非常に困難でした。
東プレの強みでもある高い技術力で、早くからハイテン材の製品化をスタートさせました。
現在では、1180MPa級の強度を持つ超ハイテン材の加工も実現させ、クルマ社会の安全と
環境配慮に貢献。

ホットスタンプ工法で飛躍的に強度をアップ
さらなる軽量化と高強度化のために、
新たにホットスタンプ工法の開発に成功
しました。
約900℃に熱した鋼板を、プレスすると
同時に焼入れ(熱処理)し、強度を大幅に向上。
より強度な1470MPa級の製品が量産が可能に
なりました。
この技術を日本の部品メーカーとしては初めて、アメリカの工場に導入

迅速さと正確さを両立する生産体制
複数種のCADソフトを揃え、高精度解析の
ためのCAEも導入。一貫生産ラインの完備
によって、企画から量産までを短期間で行
える開発・生産が可能となり、お客様の
ニーズに対して迅速に、正確に応えています。


シミュレーションを行うCAE※(コンピュータ強度解析)を導入し、成形や強度、衝突などについて精度の高い 解析が可能
製品一覧(主要製品)

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①ラジエーターコアサポート
ボディの前端部に
位置し、車の外観
に合わせた形状で、
ラジエーターを支
える部品。軽量化
と高強度化が両立
されています。 -
②フロントピラー
フロントドアの前面
部に位置し、高強度
なつくりでフロアー
とルーフとを支える
製品。 -
③バッテリーケース
閉塞断面形状を採用
したことで、剛性
アップとコストダウン
を実現。衝撃解析を
行うことで、重量を抑
えたままバッテリーを
安全に収納できる製品。 -
④リアピラー
ボディの後端部に
位置し、フロアーと
ルーフとを上下に
繋ぐ製品。 -
⑤ドアビーム(形状構造特許出願済み)
ドアに内蔵され、側
面衝突時のドアの
変形・室内への侵入
を防ぐ製品。独自開
発の特徴的な製品
形状・構造で軽量化
と高強度化が両立。 -
⑥センターピラー
フロントとリアのドア
間に位置し、フロアー
とルーフとを上下に
繋ぐ柱状のレイン
フォース(補強)製品。
ボディ骨格製品に980
MPa級高張力鋼板を
使用し、業界最先端の
高強度を誇る。※MPa:MPaは応力の単位です。980MPa鋼板は、断面積1mm2
あたり、100kgの力に耐えることができます。 -
⑦ホイールハウス
タイヤ内側周囲を支
える、深絞り塑性加
工技術が活かされ
た製品。