世界をかたちづくる、
東プレの4つの事業を紹介します。
自動車部品は、安全性の確保とCO2排出量削減を叶えるため、軽量化と高強度化が求められています。創業以来、プレス加工技術を培ってきた東プレでは、独自の金型製造技術や企画設計力で高品質な自動車部品を多数開発。また、今後の電動化に移行する市場を見据え、さらなる軽量化部品の開発・製造を行っています。
東プレが約90年にわたって磨き続けたプレス加工技術は、成形が難しいハイテン材の製品化を叶え、業界最先端の強度を誇る自動車部品を創りだしました。さらに、特許を取得した独自工法によって、さらなる軽量化と高強度化を実現。高性能CAD・CAEも駆使し、東プレの知恵と技術によって自動車産業の下支えとなっています。また、次世代に向けた技術開発にも尽力しています。
定温物流とは、一定の温度を保ったまま物流を行うことです。東プレでは、断熱性・気密性の高いコンテナ製造や高性能の冷凍装置の開発といった、定温物流に革新をもたらす先進技術を開発し、国内シェアNo.1を堅持しています。東プレの冷凍車は、食品メーカーからの出荷トラック、スーパーへの配送トラック、コンビニ配送トラックや宅配トラックなど、数多くの場面で活用されています。
東プレと他社との違いは、その生産体制にあります。冷凍車は、コンテナと冷凍装置に大別されますが、東プレは国内で唯一、その両方を自社で開発・一貫生産しています。それにより、顧客のニーズに合わせたオーダー対応が可能となるうえ、短納期での納入やメンテナンス性の向上につながっており、顧客へ配送温度を販売できる唯一の企業として選ばれています。
高性能空調製品に求められる風量制御性、清浄性、省エネ性、静音性、リサイクル性といったニーズに応えた開発の結果、東プレが製造する空調機器は、送風機から住宅用換気システムまで多岐に渡ります。それらの独自製品は、オフィスビルや工場、病院、住宅といった場所で、快適な空調環境の実現に役立てられています。
これまで培ってきた塑性(プレス)加工技術や冷熱制御技術を生かした独自性は、東プレ製品が選ばれる理由のひとつです。累計出荷数100万台以上を誇る住宅換気システムをはじめ、大型インテリジェントビルや大規模商業施設、半導体工場・病院の手術室など、広範囲にわたる多くの空間で東プレの空調製品が活躍しています。
1983年、東プレは静電容量スイッチを独自開発。現在、その技術は「REALFORCE」ブランドのコンシューマー向けキーボードやマウスへと展開しています。また、タッチモニタや産業装置の操作パネル、セキュリティ機器など、常にユーザーが満足する製品を追求し、「最高の仕事道具」として社会に送り出しています。
独立系企業ならではの柔軟な発想と独自開発を叶える高い技術力が軸となり、企画から設計・開発まで展開。“本気な人に相応しい最高の仕事道具”をコンセプトに常にユーザー目線を忘れないモノづくりを心がけ、積極的な進化と挑戦を継続しています。